覚悟に勝る決断なし

サザンの町に住む大学生。心はスウェーデンにある。横浜DeNAベイスターズを応援し、Queenをこよなく愛する男の子。

留学2回目の僕にとっての言葉

今回の滞在で友達になった人にこんなことを言われた。
「 syoga51 が女の子の話すると安心する」
よくわからないので意味を聞くと
女の子の扱いが下手そう」だからだとか(もちろん正確じゃない)
 
これには結構心をえぐられた。
だけど考えてみれば納得のいくこと。
英語を喋っているときは人との付き合い方、付き合う人も変わってくる。
僕の場合は基本的にちょー人見知りで日本語を喋ってるときはだいぶ大丈夫になってきたけど、
英語スウェーデン語を喋るときはまぁ無理。
 
そんなこともあって、これから何回かにわたって僕にとっての言葉について、留学を経た一人として書いていきたいなぁ、なんて…
 

 

 ちなみにこれが僕の海外経験。

高校2年の夏から1年間スウェーデン滞在。
大学2年の夏から1年間スウェーデン滞在予定、ただいま3ヶ月ほど。
 
僕の友達はよく「3ヶ国語も喋れてすごいね」なんて言うけどそんなことは一切ない。
日本語と同じくらいの自由度をもって英語スウェーデン語を喋れる日なんてこないと思う。
語学をほめられたときにたまに
「英語を喋ってるときは自分が12歳くらい
スウェーデン語を喋ってるときは5歳くらいに感じる。」っていう。
 

言葉っていろんな機能がある。

考えるツールとしての言葉
理解するツールとしての言葉
発信するツールとしての言葉
細分化すればもっとたくさんある。
 
僕にとって日本語はどの機能をとっても一番上、言うまでもない。
 
 

じゃあ英語は、というとこんな感じ。

 英語で考えるときは、先に書いたようによくて12歳、ひどいと9歳に自分が思える。

喋ってる最中は気づかないけど、振り返ると自分の話してる内容が情けなくなる。
これはたぶん語彙の少なさと、英語での思考速度が影響してると思う。
だから参加人数が多くてテンポが速い会話では、自信を持って言葉を発することができない。
 
 
英語を理解するといっても、リスニングかリーディングかで大きく二つに分かれる。
 

リスニングはうーん微妙。

内容や速さ、アクセントにもよるけど最低でも一回で言ってることの大体6割くらいはわかる。
一番聞き取りやすいのは微妙に英語が喋れる人々(=自分と同じレベル?)。
早すぎず、発音が間違ってることがあまりないこのグループ。
あとは、スウェーデン人の英語も大体聞きやすい、たぶん一番聞いてきたから。
ネイティブは本当に人による。
 
わからなくても聞き返さず、普段は類推して会話についていくようにしている。
そのおかげか、笑いどころにもついていける(感覚としては半分くらいは一緒に笑える)。
 
集中してないときに英語が聞こえると、単語単語で聞こえてくる。
もちろん何を言ってるのか入ってこない。
だから理解するためにはある程度集中しないとだめ。
(日本語はいやでも意味が入ってくる)
また日本語以外は雑音に弱い。
これは日常生活に大きく響く。
 
 

リーディング、僕にとっての英語の一番大切な側面。

最近は、大体どんな文章でも辞書さえあれば読めるって気になってきた。
もちろん疲れるし、時間もかかる。
けど英語で読めることで得ることができる情報は何十倍にも広がる。
 
発信の話は長くなるから今度。
 
 

最後にじゃあ、留学で得たものについて少し。

 
英語で考える力は間違いなく留学中に得たものだと思う。
会話のテンポについていくにはいちいち翻訳してたんじゃ間に合わないから、
場数を踏めば半ば強制的につくようになる。
けどこれは喋るときのはなし。
書くときの考える力はたいして上がらなかったように思う。
 
リスニングの力も留学中に得たもの。
だけどリーディングの力は留学前からあまり変わっていない。
これは留学前にどんだけ勉強してきたかによると思う。
やはり文法は必要だし、語彙も留学中で飛躍的に増えることはなかった。
 
今度は英語で発信する能力についてと、人格の違いについてもう少し書いていきます。